ルノー直属のモータースポーツ部門、ルノースポールが送り出した初の市販車モデルです。1995年に発表され、翌年市販が開始されます。もともとワンメイクレース用として開発されたものが少量市販されたという経緯を持っています。シャシーは角断面のアルミ押し出し材を溶接して組み上げたスペースフレームで、前後ともダブルウィッシュボーン式のサスペンションはフォーミュラカーさながらのプッシュロッド方式でスプリング/ダンパーユニットを動かします。エンジンはコクピット背後にトランスミッションと共に横置き配置。エンジンはクリオ・ウィリアムズと基本的に同じF7R型エンジンです。ボデーはサイドウインドーやソフトトップさえ持たない純粋なロードスター。パネルはFRP製で、ボデー下半部がシルバー、それ以外がイエロー、ブルーなどで分かれる2トーンカラーです。ソットバンとパラズリーズという2つのバージョンがあります。ソットバンはコクピット直前にディフレクターを備えることで風の流れを変える“エアロスクリーン”が装着されています。パラズリーズは通常のウィンドスクリーンを持ち、ドアには固定式の三角窓が付きます。ちなみにドアはどちらの仕様も甲虫の羽のように斜め上に跳ね上がります。スピードメーターはトゥインゴのそれを用いたデジタル式をダッシュボード中央に置き、それ以外のメーターはアナログ式として運転席前に配置となります。
今回ご紹介する車両は私のセカンドカーです。一昨年(2006年)の11月に個人売買で購入します。購入当時の走行距離は32,332km、事故暦なし、オーナー暦は3人目となります。
ボデーは多少の傷(飛び石)、ヘアラインなどがあります。左右のドアの三角窓にあるゴムカバーに破れがあります(よく破れる部品です)。エンジンフードの支え棒は取り付け位置がよくなく、知恵の輪状態でエンジンフード側の穴に入れることになります。特に支障があるわけではありません。
インテリアはイエロー、ブラック、グレーのカラーを組み合わせたデザインセンス溢れるものです。スイッチ、計器類に不具合はありません。ETC、ナビゲーション(SONY製NV-U2)付きとなります。
機関に不具合はありません。
スペアタイヤはありません。パンク修理キットが付属されています。
簡易幌はあります。少し破れている箇所がありますが使用に支障はありません。ただし、あくまでも簡易的なもので通常走行に使用するものではありません。
トノカバーはありません。
取扱説明書、整備手帳など一式揃っています。
スピダーの感想:
外見から想像するイメージはライトウェイトでしたが実際に運転してみると違っていました。全体的にはドッシリとしたもので、それはおそらくボデー剛性からくるものと構造上からくるものではないかと思います。特に重たく(固い?)感じる箇所はABCペダルです。クラッチペダルは年数が経つにつれて渋くなるようです。現に私のスピダーもクラッチの繋ぎがしぶく、よくエンストしましたのでクラッチケーブルを交換しました(これは運転技術が未熟な性なのかもしれませんが)。交換したあとはスムーズにクラッチが繋がるようになりました。
アクセルペダルはしっかり踏み込まないと前に進みません。軽く足をのせているだけで動き出す国産車とは大きく違います。ブレーキペダルはブレーキサーボがありませんので少し力を入れて踏み込みます。でもダイレクト感があり、これはありだと思いました。
ハンドリングは軽快です。運転するのが楽しくなります。
あと、感心したのは高速走行時の安定感です。特に150km/hを超えるあたりから安定感が増してきます。「ピタッ」と地面に張りつく感じは感動ものです。
更新記事:2008.08.10
車検を平成22年8月に更新しました。現在は暑くて乗れませんが9月に入れば季節となります。ぜひ、ルノーのオープンモーターリングを味わってください。
屋根付き書庫に保管。車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。