歴代7代目に当たるR31のスカイラインです。
デビューした85年当時はハイソカーブーム、7thスカイラインも発売当初は4ドアしか設定がないため、スポーツ志向の先代と比較して不評を買ったため、86年に待望のスポーツモデル、GTSシリーズをラインナップさせています。 フロントには70kmを超えると自動で出るオートスポイラーの装備が大きな特徴でした。 またHICASと呼ばれる4輪操舵システムを搭載したのも、このモデルからです。
翌年のマイナーチェンジをきっかけに当時のグループAのホモロゲーションモデルとしてGTS−Rが誕生します。 その数は800台とさえており、可変式のスポイラーを固定化し大型のスポイラーへ、エンジンはタービンの変更などのチューニングが施され、210psを発生していました。 GTS−Rはレースに参戦、後のグループAで無敵を誇ったR32のGT−Rの礎になったと言えます。
そんなスポーツ色の濃いGTS−Rをオーナーさんは平成18年4月にショップより購入されます。
オリジナル然とした外観ですが、エンジンには手が加えられているようです。
前オーナーの所有時にエンジンはOHがされているとの事です。 ディーラーでの作業だったそうで、各部の整備も同時に行われているようです。 その時の距離はおおよそ130000km程度との事です。 また詳細は定かではありませんが、エンジンにはモディファイが加えられているようで、オーナーさんが聞いたところではボアアップがされている可能性があり、パワーは260ps程度になっているのでは、との事でした。 但し、これらは記録や明細が残っていないため、あくまで伝え聞いているものですので、実際のスペックは不明であり、後は体感して頂くしかありません。
その他マフラーは新品に交換しています。 オリジナルではないスポーツマフラーです。
外装は全体的に見るとキレイな印象を受けますが、ボンネットに塗装のヤレが見られます。 クリア剥げや小キズが部分的に認められました。 フロント周りには飛石が存在します。 その他大きなキズやヘコミ、傷みは確認できません。
内装はキレイな状態でした。
シートを始め各部とも傷みは感じません。 乗り降りの際に擦れるのでしょうか、運転席のシートのサイドサポートに小さなほつれが見られますが、さほど目立ちません。 その他ダッシュ、天井、カーペットなど問題箇所はありません。 ハンドルはモモのウッドコンビに変更されています。
エアコンはコンプレッサーを交換しており、現在はよく効きます。
タイヤの山も十分にありますので交換は不要です。
車高調整式のサスペンションが4本ありますので、こちらはお付け致します。
自動車税の月割りとリサイクル預託金の清算をお願い致します。
GTSでは物足りないと思っていたオーナーさんが、ようやく探したGTS−Rです。 800台の限定は希少性も高く、それもまた魅力のひとつのようです。 取材当日は試乗こそなりませんでしたが、車庫からの出し入れの際に印象的だったのは、エンジンが非常に静かでスムーズさを感じたところです。 マフラーの音質もジェントルで、実際に乗っているオーナーさんからも非常に滑らかな回転フィールを味わえるとの事でした。 GT−R復活の兆しをイメージできるそのネーミング、今となってはその布石となったGTS−Rを味わってみた方はいかがでしょうか。
実車は群馬県中之条町にあります。