2代目 411型のブルーバードです。
日産初のフルモノコックボディやピニンファリーナによるエクステリアデザインなど話題も多いモデルでした。 スポーツ色の濃いSSSが初めて設定されたのも410型からでした。 モータースポーツでは66年にサファリラリーでクラス優勝を果たすなど、そのパフォーマンスにも目を見張るものがありました。 65年のマイナーチェンジをきっかけに411型となりました。
ご紹介の1600 SSSはマイナーチェンジ後に追加設定されたモデルです。 R型のエンジンはSUツインキャブから90馬力を発生、4速ミッションにはポルシェシンクロを採用するなどは、当時の日産のセールスポイントでもあったのでしょう。
コンディションは現在抹消登録され、屋内車庫にて保管されている状態です。
購入からはレストアなどの特別に手を入れてはいないとの事で、外装には傷みが見受けられます。見た目からはほぼホイールを除きオリジナルと判断しますが、若干欠品パーツがあるかも知れません。 外装は塗装がオリジナルなのでしょうか、ヤレや傷みが確認できます。 塗装のハゲからくるサビも全体に見られますので、進行を抑えるためにも手を入れる必要があります。 サビはメッキパーツにも出ています。 またゴムパーツにも劣化が見られました。
内装もシートなどはオリジナルのようですが、こちらは外装と比較すればキレイに保たれています。インテリアの色使いはオシャレな印象を受けます。 シートは退色が見られるものの、前席に破れはありません。 但し、後席の座面には破れがあります。 カーペットは張り替えられているためか、キレイな状態です。 前席側をめくってみましたがフロアはサビもなくキレイでした。 ステアリングはノンオリジナルです。 ダッシュや天井は大きな傷みは感じませんでした。
エンジンは好調との事です。
取材時にはバッテリーをジャンプさせての始動となりましたが、すぐに掛かり、アイドリング時にも異音や煙などの異常は見られませんでした。 エンジンはさほど手を入れずとも良いのでは、との事でした。
R411のデビュー当時、オーナーさんは日産のディーラーに勤務され、このモデルの販売に携わっていたそうです。 同じエンジンを載せた初代シルビアも所有されており、同時期に販売されたこの2台は当時を振り返るのに思い入れの深いラインナップだそうです。 とは言えなかなか手を入れてあげる事が出来ず、今回売却の運びとなりました。 SSSの名を初めて冠したスポーツセダン、仕上げてその走りを味わいたい思われる方を求めています。
実車は群馬県中之条町にあります。