ライトウエイトスポーツの代表格、ミジェットです。
モデルは70年式でMk3/4と記しました。 ちょうどモデルが切り替わる時期の仕様のようで、このようなモデルが存在したそうです。 とは言ってもエンジンを含めほとんどがMk3に準じたもので、Mk4の面影としては一部にそのパーツが使われていた程度だそうです。
こちらのミジェットは当初ニュージーランドにデリバリーされたクルマで、そこから一度本国イギリスへ里帰り、その本国にあったものを日本へ輸入しました。 よって現オーナーさんが国内では初代オーナーです。 その時は平成8年、その後コンセプトをカフェレーサーに掲げ、ここまでに仕上げました。 その仕様はバンパーレス、赤のボディに白のハードトップはズバリ当時のBMCワークスカラーです。
塗装は当時の色見本を手配しリペイントしました。
同じ赤でも光の加減によってオレンジがかかったように見えるのが特徴のようです。
外観は多少年式によるヤレはありますが、ツヤもありキレイに保たれています。
キズはボンネットに1箇所確認できましたが、それ以外目立つようなものはありません。
気になるサビや腐りも見たところ確認できませんでした。
ハードトップは純正のレプリカタイプで、モスモーター製です。 こちらも傷みは感じませんでした。
内装はローバックのバケットシートとロールバーが目を引きます。
シートはレスレストンのスペシャルレザーバケットです。 白のピンストライプがアクセントとなり、サポート性の高いバケット形状でありながら、雰囲気を壊さないシートです。
破れはありませんが、特に運転席は使用なりのスレやヘタリが若干見られます。
その他内装は傷みも感じずキレイでした。
4点式ロールバーとドア内張りはスピードウエル製です。
エンジンはスターターボタンにて掛けます。
ハンドルはオーナーさんの好みのモモのモンツァです。
エンジンは当時のクーパーSとほぼ同じ1275cc A型エンジンです。
こちらはOH済みで、その際にチューニングを施しました。
組み込まれたパーツは、鍛造ピストン、ケントカム、アルミタコ足、マフラー、ウェーバー40パイが1基、アーシングも施しています。 ピストン交換により若干ボアアップしてあります。 シンプルな部品構成でありながらリーフガレージステージ1チューンと言われる、しっかり組み上げられたエンジンで非常に力強い仕様との事です。
エンジンは現在も好調で、不具合はありません。
距離は推定で12万キロですが、OH後の走行は24000km程度です。
足回りはFがHDオイル使用の純正でほぼ新品の状態、Rはスパックスの新品に交換してお渡し致します。
現在のところ不具合は出ていませんが、ブレーキマスターシリンダーは交換しても良い時期かもしれません。
ホイールは純正のスチールをイメージカラーである白に塗装しました。
パナスポーツ8本スポークホイールとほぼ新品のハイグリップタイヤ付が4本ありますので、こちらもお付けします。
幌と幌骨、前後のバンパーは欠品しています。
またドアとトランクはキーロックが掛かりません。
アンテナが途中で折れがあります。
専用のボディカバーお付けします。
現在車検は切れていますが、引渡し時には取得してお渡し致しますので、車検は2年付きです。
リサイクル券は清算せず、そのままお付けいたします。
自動車税は月割りでご負担下さい。
オーナーさんが求めるものは運転していて楽しいクルマです。
ミジェットはすでに2台目だそうですが、運転が楽しめる事にかけてミジェットはその要望に的確に応えてくれる唯一のクルマのようです。 やや後方にマウントされたエンジンはノーズが軽く、しっかりとチューニングされたエンジンと相まって軽快な走りが楽しめることでしょう。 事実、数回走ったサーキットでは筑波で19秒のタイムを出したそうです。 それでもサーキット用に仕上げたわけではなく、あくまで街中を軽快に走れるカフェレーサーを目指してつくったクルマです。 これは元々のオーナーさんのコンセプトでもあり、実際に都心へミジェットを駆ってお茶を飲みに行くのがそのスタイルでした。 オーナーさんが走りの楽しいライトウエイトスポーツの原点と位置づけているミジェット、その原点を味わってみたい方はいかがでしょうか。
実車は東京都三鷹市にあります。